ビビりが語る京都の第二足立病院での帝王切開の体験談

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出産は、どんな方法で産んだとしても、とんでもない一大事ですよね。

文字通り命がけ!!

妊娠するたびに想うのですが、人が産まれるハードル高くないですか!?もっとこう卵でぽーんって生まれたらいいのに・・・しかも生まれた後も大変すぎる!!それを当たり前のようにこなす課題が課されている女性ってほんとすげーーって思います。(いや自分も女性だけど・・・)

 

その方法のひとつとして、私は第一子を帝王切開で産みました。逆子だったので・・・

そして、2人目の妊娠。もう、いやでした笑 上の子に兄弟が出来たらいいなと思ったり、日本の人口を増やすためには・・・せめて減らさないためには、2人目は産まないと!というのもあったりとか、なにより赤ちゃんかわいい!!!なので、望んでいたことではありますが・・・

 

何が嫌って出産がいや!!!出産だけ飛ばしてくれないかなーーーほんとにーーーそれだったらあと一人くらい産んでもいいかなと思うのにーーーいややっぱり大変だからいいや。

そして、2度目の帝王切開だからといって慣れるものでもないし、しかも、私の場合は、1人目は違う県に住んでいたので、京都での出産ははじめて・・・また合う病院を探さなければいけない・・・

それで色々死に物狂いで笑 検索しまくり、たどり着いたのが第二足立病院でした。

 

選んでからも、不安要素とかもあったりしてビクビクしていた私でしたが、結果的には、1回目と同じく2回目もほとんど痛みを感じない出産で、ここで産んでほんとうによかった・・・!!退院時にはなんだか別れが惜しくて、ひとりでこっそり涙ぐんでました笑

それくらい良い病院だったのですが、実際にやってみないとどうなるのか分からないのが怖いところですよね。

 

ですので、過去の私みたいに、色々情報が欲しくて検索しているあなたに、この記事がお役に立てましたら嬉しいです。

 

まず病院を選ぶときには・・・

 

まず病院を選ぶときには、相性はすごく大事・・・と思っています。

痛いか痛くないかにはいろんな要因があると思いますが、自分が信頼してない先生に切ってもらうことになったら、不信感とかで余計手術が怖くなると思います。

 

だからこそ、自分が納得が行く場所で、この先生なら、もしも何かあっても後悔しないとか、そういうのはすごく大事なんじゃないかな・・・と思っています。

 

だから、色々調べて納得が行く場所で、そして何より、この人ならと思える先生や病院の雰囲気かどうか・・・というのがすごく大事だと思っています。

 

そういう意味で、私は家から一番近い病院は選びませんでした。

きれいで、人気の病院のようだったのですが、なんというか効率重視的な感じでアットホーム感がなかったのと、「ここでも帝王切開できますよ」と言われたので、「帝王切開される方は多いんですか?」ときいたときに、「最近多いですね」と言われたことで、あ、最近やりはじめたのかな・・・歴が短いのかな、と思ったのがちょっと心配でした。

あと、病院自体はきれいなのに、病棟の外観が汚くて・・・こういうのって逆の方が親切な印象・・・

 

その点、第二足立病院は、帝王切開についての口コミは見つけられなかったのですが、ホームページから、帝王切開に対しても経験が豊富なことが伝わって来たり、帝王切開について尋ねたとき、帝王切開への確かな自信のようなものを感じて、そして、2人の先生がいらっしゃっておふたりとも、穏やかな感じで、さらに、看護師さん・助産師さんとの距離感も近くて、トップダウンみたいな感じではない、アットホームな印象を受けました。

そういう雰囲気が合いそうだな~という人には、おすすめです。

 

そういうわけで、私は第二足立病院にお願いすることにしました。

 

第二足立病院を選んでから出てきた不安要素

ただ、選んでみたあとから出てきた不安要素もあったので、書いておきたいと思います。

 

1,麻酔科の専門医がいなかった!

1回目の病院は、大病院だったので、産婦人科以外にもいろんな科があり、専門の麻酔科医もいました。手術当日は、この麻酔科医さんが、話しかけてくださったのですごく助かった覚えがあります。

でも第二足立病院は、産婦人科専門で、麻酔科専門医はいませんでした・・・!

なので、執刀してくださる先生が、麻酔を入れてくださいます。

麻酔科医がいたほうがいいと思っていた私が、そこにあとから気づいたのは、足立病院という名前の付く病院がもうひとつあって、関連病院だったら、連携しているのかな?だったら麻酔科医が派遣されるかも、と思い込んでいたからでした。

 

でも、実際には、第一の方の足立病院と、第二足立病院は、昔は親戚同士の院長だったようなのですが、今は関係ない感じで、連携はないそうです。(紹介状を書いたりはできる)

 

でも、これは杞憂でした。

むしろ1回目の病院よりも、麻酔の効きがよくって、前よりも感覚がなかったのと、麻酔がきいているかどうかの確認作業も、すごく分かりやすく行ってくださったので、安心して手術にのぞめました。

 

2、先生が2人しかいない

第二足立病院では、2人の先生が、日ごと交互に診察してくださいます。

そのどちらかの先生が、入院中の主治医になってくださるのですが、帝王切開手術の際には、そのお2人同時参加で、手術を行ってくださいます。

なので、たとえば診療時間中の午前中に緊急で手術が入ったら、診療が一時ストップします。

 

帝王切開は1時間くらいの手術なので、それでも大丈夫なのですが、これって先生の側としては、めちゃくちゃ大変なのではないだろうか・・!

と思ったりしていたところが心配でした。

 

でも、先生に、大変ではないですか・・?とお伺いした時、笑顔で、それは全然いいんですよ、みたいな感じでおっしゃってくださって、その言い方が本当に当たり前な感じでごく自然で・・・お医者さんってほんと患者さん次第で仕事が四六時中なので、やりがいがいないとできないよなああ・・・と改めてしみじみ感じて頭が下がる想いでした。

 

なので、これも杞憂だったな、と思いました。

 

ただ、診療時間中に、緊急手術が入った場合は、待ち時間が長くなります。午前に診察を入れていて、午後から用事がある、という場合は、こういう事態もある病院です、ということはお伝えしたいと思います。

(私も1回だけ遭遇し、あやうく仕事に遅刻するところでした笑)

 

実際の入院期間中&手術の様子

それでは、実際の手術などの様子についてお伝えしたいと思います。

入院期間は基本的には、9日間です。手術前日の13時30~14時の間に、入院します。

 

①手術前日の様子

前日は、病院内を案内していただいたり、簡単に手術の説明があったり、書くべき書類をかいたり、シャワーをしたり、おやつを食べたり・・・という感じで、病院から出られない、という以外は普段通りの生活になります。

 

1つだけイレギュラーは、アンダーヘアを、剃ってもらいます!!

手術中邪魔だからです。

でも、前日は特に痛いことはないです!のんびり過ごせます。

 

大部屋か個室か選べます。(個室は1日6000円から)

この病院は、母子同室の病院なので、私はほんとに、個室にしてよかった・・・!と思いました。大部屋だと、他の子が泣いてて起きてしまうとか、逆にこっちの子が泣いてて気になってしまう(こっちの方が辛い)とかで、休まらない感じがしたので・・・

個室はめちゃくちゃ快適です!テレビ・冷蔵庫・洗面台がついています。(トイレ・シャワー室は共同)

電動ベッドでもあるので、術後、傷の痛みで起き上がるのが大変な時も助かります(前の病院は大部屋だと、電動ベッドがなかった!)。

 

あと、この病院、Wi-Fiが使えます・・・!!!

すごくないですか?!私はこれに気づくのが遅くなってしまったので、ギガを買い足すはめに・・・

ぜひ使われるといいですね!!

 

 

ただ、1つ困ったのが、売店がないこと・・・!

自動販売機で飲み物は売っているのですが、食べ物は売っていません。

 

次の日からは絶食で、しばらく動けないので、この日に食べたいものを食べる最後のチャンスということで、お菓子買っておけばよかった~とすごく想いました。(後日夫に持ってきてもらった)

あと、部屋の洗面台には、ハンドソープがありません。私は外だとすごく潔癖症になるので、ハンドソープがないと発狂します笑

基本的には持ってきたものがいいものは、病院からいただく冊子にしっかり書いてあるのですが、ハンドソープの記載はなかったので、ハンドソープ買っていかれることをおすすめします。

 

また、前日は眠れないひともいるらしく、眠れそうにないときは眠剤を出してくださる、とのことが、スケジュール表に書いてありました。

前日にはもう、じたばたしてもしょうがないので、あまり緊張してないつもりだったのですが、寝るときは、眠れませんでした・・・・朝がくると、手術がはじまってしまうので・・・

でも、赤ちゃんに会えるのは楽しみ・・・病院内で、赤ちゃんにすれ違うことも多々あったのですが、ほんとかわいい・・・・!早く会いたい・・・会うためには手術・・・

でも手術怖い・・・・

 

を悶々と繰り返し、結局寝れたのは夜中の2時くらいだったかなと思います。

思い切って、眠くなるまで寝ないとかでもいいかもしれないですね。Wi-Fiもあるので、アマゾンプライムでアニメ見たりとかは、暇な時間を楽しく過ごせました!!

 

あと、まくらが固いです!!

枕が変わると寝にくいタイプの人は、枕持っていったほうがいいかもしれないですね・・・

 

②手術当日の様子

そしていよいよ手術当日・・・!

手術当日は、絶食したりなど、色々準備がありますが、ここでは痛そう、緊張した!というポイントに絞ってのみ、お伝えしていきますね。

 

まずは痛いかも?ポイント1つ目で、浣腸があります。

浣腸、実はやったことなくて・・・!お尻に座薬を入れるのだと思いますが、最初の帝王切開も、緊急だったのでやらず・・・お尻に座薬入れるって気持ち悪そうだし、そのあとお腹いたくなってきてトイレにかけこむ・・・うーん・・・・やりたくない・・・

 

と思っていたら、お通じがしっかり出ているならやらなくていいですね、となって今回もやらずにすみました・・・!

朝からトイレ2回も行ったかいがあった!!!浣腸したくないがために、ウソは良くないと思いますが笑(あとからもらしたりとか悲惨なことになるかも・・・)

必須じゃないんだなあ~と思いました。

 

そして痛いかもポイント2の、点滴!!!

私は血管が細いので、失敗するといろんなところに何度も刺されるのですが、1回で無事に終わりました・・!採血より多少痛いですが、一瞬で終わるので大丈夫です!

採血で刺すところよりも、もうちょっと手前のところに刺します。

 

痛いかもポイント3 尿管を入れる

これが私は失敗した・・・!と思いました。

手術中~術後は麻酔が効いて動けなくなるので、トイレに行けません。そのため、尿の管を入れて、トイレに行かなくても漏れないようにします。

 

この尿の管を入れる作業が、人によっては痛いらしい・・・ときいていて・・・1回目の帝王切開のときは、緊急帝王切開だったので、尿管を入れたのはたぶん、麻酔がきいたあとでした。なので特に何もなかったのですが・・・

 

今回は麻酔前!

しっかり感覚がありました。といっても、痛い・・・というわけではなくて、なんかめちゃくちゃ気持ち悪い!何度も味わいたくはない感覚です。

なのですが、私は5・6回入れたり出したりするはめになりました・・・!

 

というのも、たとえば採血みたいな感じで、血管にうまく針が刺さると、血が針の中に入ってきますよね。そんな感じで、尿もどうやら、管を差し込んだら、尿がかえってくるらしいのです!

ですが、私はこの尿の管を入れるほんの2~3分前にトイレにあらかじめ行ってしまっていました・・・今から尿の管を入れるなら、トイレに行っておいたほうがいいだろう、という判断でした。

 

ですが、こうすると膀胱に尿が全くない状態になってしまい、入れても尿がかえってこない、ということになって、しっかり入っているかどうかが分からない感じになってしまったのです・・・!

なので5・6回入れたり出したりする感じになってしまい・・・!

 

ですので、尿の管を入れる直前にトイレに行くのは、やめたほうがいいです・・・!!!

という失敗談でした汗

 

痛いかもポイント4 麻酔

そしていよいよ、大詰めへ・・・!

手術は、13時にはじまります。(前後することもあるらしいです)そしてだいたい1時間くらいで手術終了で、でも、赤ちゃんが出てくるまでは10分~15分ほどです!!

 

手術用の服に着替えて、手術室へは、歩いていきます。

よくあるテレビのような無機質な感じの手術室ではなくて、ナース室の一角に、よくあるテレビの手術室にある手術台と、手術で切るところを照らす証明があるような感じでした。

横になると時計が見えるので、10分経てば赤ちゃんに対面できるんだ、もうすぐ会えるんだ、会える。会える・・・というのだけを励みに、ガクガク震えそうになるのをこらえて手術台に自分で乗ります。

 

手術用の服はすぐ脱いだら裸な感じのもので、全裸で横たわります。

全裸の羞恥心はなく、恐怖感といよいよやるぞという覚悟と‥という感じで色んな感情がないまぜになっていました。でも、じたばたしてもしょうがない・・・もうその時が来たのだから覚悟を決めるしかないのです・・・

 

そして、いざ、麻酔へ!!

麻酔は、背中に刺します。2つ針を刺す瞬間があって、1つ目は、普通に刺す感じで、これは点滴くらいの痛みです。

続いては、本番の?麻酔です。これがちょっと、嫌な感じです。

思いっきり身体を丸めて、背中が突き出るような恰好になります。そして、背中に刺すのですが、刺す瞬間はいいのですが、薬?が入った瞬間が、ドクンとします。

ドクンとするって何だよッという感じですが、ドクンなんです。痛あああああいい!!!みたいな感じではないのですが、なんかこう、ドクンなんです。うっとなります。

1回目は、あれ?思ったほど痛くない、と思ったのですが、2回目は、思ったほど痛くないものと思っていたので、1回目よりも痛かった感じでした。

 

でも、ほんとにいたいいいいいいみたいな、下から産む出産の痛みとは比べ物にならないくらい痛くないです。

そのあとの後陣痛の方が痛い。生理痛の痛いバージョンの方が痛いです。

なので、痛み的には、大丈夫ですよ!!ただ、気持ち悪い感じなので、また次にやることがあっても、また憂鬱に感じるのはなくならないとは思います・・・という感じです。

 

それがすぎると、足の右側の方からぽかぽかしてきました。

歯の麻酔をされたことはありますでしょうか?あのときに、歯がぽかぽかするような感覚があると思うのですが、あれが下半身にじわじわ広がっていく感じです。

だんだん足が動かせなくなっていきます。動かせなくなってきたら、麻酔が効いてきた証拠ですね。

 

ちなみに帝王切開では、赤ちゃんを取り出すまでは、意識はあるままで手術が進みます。

 

痛いかもポイント5 麻酔確認&いざ切腹!!!

そして、最後です!!もうここを乗り越えれば手術は終わったようなものです!!!

麻酔が効いたかどうかを確認し、いざ、お腹を切ってもらいます・・・!!

麻酔がちゃんと効いてないと、切っている最中痛いとかになったりしたら怖いじゃないですか・・・!ガクブルガクブル!!

 

なので、まずは麻酔が効いているかどうかを確認する作業があります。

何をされているのかは分からないのですが、つねられている感じがあって、これは痛いか?これは痛くないか?みたいな感じできかれます。

麻酔をすると痛覚はなくなるけれど、感覚はなくならないのですね。

 

なので、触られている感覚とかはあります。

でも痛くなかったら、麻酔は効いているということなので、感覚があるかどうかじゃなくて、痛みがあるかどうかに意識を集中して感じるといいですね。

感覚がなくならないのは普通なので、パニックにならないようにしましょう!

 

そして痛い時は我慢せず正直に痛いと言いましょう!!!

我慢して痛いけど痛くないと言っていたら、痛いまま手術がはじまったりとかもあるかもしれません。

 

私はビビッていたので、痛みが完全に消えるまでは痛いです痛いです!!!と言っていて、1回目のときは、麻酔を追加してもらいました。

2回目の第二足立病院では、麻酔がしっかり効くまで待っていただきました。

 

だんだん痛みがなくなってきて、最後は、あー、なんかちくっとするかも・・・しないかも…くらいのレベルになっていきました。それに対して、先生が、これ相当痛いことしてるからね、と言ってくださったのが、すごくほっとしました。

相当痛いことしている、と言われることに対して、感じる痛みはほとんどなかったからです。

 

 

ここまで、5分程度です。

 

 

そしていざ、切腹!

感覚があるので、不思議な体験です。

1回目のときの感覚は・・・学校に、トイレの詰まりを解消するずぽずぽやるやつがありませんでしたか?あれでずぽっとトイレの詰まりを抜いたことはありませんか??あの感覚です!!

ひたすらずぽずぽトイレの詰まりを解消されるような感覚があって・・・赤ちゃんを引っ張ってる感覚かな?と思っていましたが、それが切られている感覚でした。

 

2回目のときは、前よりも麻酔が効いていたのか、そういうのは、ほとんど感覚がなかったです。

何かいじられている感覚はあるのですが、前ほどの感じではないです。

ただ、どちらも、切られていると思うのと、あと感覚がちょっと気持ち悪いので、途中で息苦しくなってきたりはありました。麻酔のせいかもしれませんが、そういう感じもあります。

 

2人の先生は、雑談をしながら切っています。

前の病院の時もそうでした。はたからみたら、雑談しながら腹切るなよ!と思われるかもしれないのですが、これがすごくいいです。雑談できるということは余裕があるということで、その作業が当たり前に行えるということ・・・それが、手術を受けている身としては、すごく安心感だったのですね。

 

そして、頭の方には、助産師さん?看護師さん?がいらっしゃるので、助産師さん?が、もうすぐですよと話しかけてくださるので、気がまぎれます。

ちなみに、この病院なんと!旦那さんの手術立ち合いが可なんです!!!すごくないですか?!

手術を直に見れるんですよ!!!私だったら見たい!!

 

ですが、私の夫は、血を見るのが無理…倒れる・・・と言って手術立ち合いはしませんでした。(男性にはこういう人が多いらしいので、自分の旦那さんがそんなことを言っても責めないであげてください笑)

 

とにかく、手術立ち合いが可なので、旦那さんが立ち会ってくれる場合は、おそらく、旦那さんが助産師さんの位置で励ましてくれると思われます。

 

それで切り始めてから、5分も経たなかったと思います。

ちょっとだけお腹を押されて、若干の引っ張られる感覚があったのち・・・・

 

 

おぎゃーーーー!!!

すごい泣き声とともに、生まれました・・・!!!

生まれてすぐの状態を、見せてくださいます。お腹から取り出したばかりの赤子なので・・・文字通り赤い!!血だらけです!!!

1回目は身体を拭いてから見せてくださったので、記憶の中より赤くて一瞬ひるみましたが、ああ、生まれたんだ、というのに思考がおいついてからは、わあああ、と、涙がどんどん出てきます。

ようやく会えた、10か月、暴れまわる下の子を見ながらのしんどい妊婦生活を乗り越え、ようやく会えた感動。一人では無事に産むことが出来ない帝王切開。今回も、たくさんの人の協力で無事に生まれてくることができたこと。

 

色んな感情が一気に押し寄せて、涙はとまりません。

 

その後、立ち合いはしませんでしたが手術室の入り口のあたりで待機していた夫も、手術室の中に連れてこられて、私によく頑張ったねと言いにきてくれました。

 

それから更に夫は、へその緒を切らせていただいたようです。

生まれたてのへその緒を見る機会がないので(普通分娩の人はあるのでしょうか?)見たい!私も見たかった!!とあとから思う私でしたが、夫はへその緒を切って・・・切ったら中から血がぶしゅーっとなったようで、切った瞬間固まったらしいです笑

 

そして、さらに、へその緒の処理や身体を拭いた赤ちゃんと、夫が一緒にまた手術中の私の頭のところに来てくれて、助産師さんたちが、3人の写真を撮ってくれました。(この写真はあとで現像してプレゼントしてくださいます)

 

この間、まだ手術中なんです笑

 

すごくないですか?これは1回目の病院ではなかったです・・!!

手術中だけどあまりの緊張感のなさというか、普通にこうやって話したりとか、写真撮ったりとか・・・なかなかないですよね!!

その間にも手術はどんどん進んでいくので、ここまでくるともう手術の緊張はありません。

 

それらが終わると赤ちゃんと夫は外に連れていかれて、あとは私の手術が終わるのを待つだけ。

 

ここから、点滴から追加の麻酔?薬?が入ります。点滴から入るので、痛みはないですよ。

1回目のときは眠らせる麻酔だったみたいで、そのあと寝落ちて、目が覚めたら手術は終わっていました。

今回は、寝落ちることはなかったのですが、ぼーっとした気分になって、先生がなにか雑談をしているのが遠くに聞こえて、感覚もなくなって、あーなんか眠いな~という状態のまま、子供が生まれた幸せに浸っていました。

 

なお、この麻酔が入るときに、空気がすえなくなるような、息苦しくなる感覚があります。

前回もあって、前回の時はこのまま息がすえなくなるのではないかという感じがして一瞬パニックでしたが、でもそれは一瞬なので、慌てなくて大丈夫です。一瞬その感覚になったら、寝落ちたりぼーっとしたりして楽になるので、安心してゆっくりしてください・・・!

 

あとはもう、手術が終わって、麻酔が効いていて動けないので、助産師さんたちが4人くらいで運んでくださるのをぼーっとして眺めている間に、病室に運ばれて終わりです。

 

先生や助産師さんたち、携わってくださった方々には、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。

子供が生まれてくるってほんとに一大事で命がけで、産むたびに、生まれただけであんたはすごい!!と真顔で言えちゃうのですよね・・・

育つうちに、何か理由がないとここにいてはいけないとか、自分には価値がないとか、存在意義が無いとか感じたりすることもあるけれど・・・・

 

こんなに生まれてくるのは大変で、そしてたくさんの人に支えられて祝福されて。

生まれてくるだけですごいことだから、存在するだけでほんとに人間って尊い、ってしみじみ想います。

 

そんなセンチメンタルな気持ちとともに、帝王切開の手術は終わります。

その後は、寝たきりになって、1日はしばらく動けません。足も動かせないし、寝返りも打てません。なんだか疲れているので、寝たり起きたりを繰り返していくうちに、手術当日が終わりになっていきます。

 

③手術後1日目~2日目

手術後の2日間が、山場でした。手術当日は麻酔もあって全然痛くないのですが、この2日間は、子宮が戻っていく痛みがあります。後陣痛と呼ばれていて、帝王切開でも普通分娩でもあります。

2回目以降の妊婦さんの方が、後陣痛が痛い傾向にあるようです。

 

私は1回目は全く痛くなくて、こんなに痛くないお産でいいんだろうか・・・!というくらい痛くなかったのですが、今回は痛かったです。

痛みは、生理痛の痛いバージョンという感じです。痛みが引いたり出てきたり、波のように繰り返して、だんだん痛みがおさまっていく感じです。痛い時はいたいたいたいたい、とぶつぶつ言っていました。

ぶつぶつ言った方が痛みが和らぐ感じがあったので・・・!

また、傷口が痛いので、寝返りを打とうとお腹に力を入れる場面は痛いです。

麻酔を点滴から入れているので、痛くて死にそう!!みたいなのはないのですが、あたたたたたという感じです。ですが、寝返りを打たないと、同じ姿勢で寝ていると腰が痛くなるので、何とか頑張って寝返りを打ちます。

夜中の寝返りがしんどくてううううううという感じだったのですが、見回りにきてくださった助産師さんが、そういう時は遠慮なく言ってください!!と言ってくださって、寝返りを手伝っていただきました。

こういうときはナースコール押していいと思います!!!快く手伝ってくださいます。

 

そんな感じで痛みに耐えたりしながら、でも手術後1日目から、赤ちゃんも連れてきていただけます!!!

これがもう、癒し・・・!赤ちゃんを連れてきても大丈夫ですか?と言われたら痛かろうがなんだろうがどうでもよくなって、はい!!と元気に返事できます笑

 

1回目の病院では、母子同室ではなかったので、会いに行くためには歩かなければいけませんでした。なので、手術後2,3日目でようやく会いに行けました。

だけど第二足立病院は、母子同室なので、部屋に赤ちゃんを連れてきていただけるので、手術後1日で会えるのです!!!これはすごく嬉しいし、励みになります。

 

また、だんだん動けるようになってきて、といってもベッドから出れないのは変わらず暇なので、私はAmazonプライムで、アニメを見たりしていました。

※手術後にものの位置を移動させるのが難しいので、手術前に、スマホとかを充電しておいたり、スマホの位置を撮りやすい位置にしたりするといいですね。

もちろん、助産師さんに頼んだらとってくださいます!

 

ご飯も、最初はお茶のみだったり、おかゆなどですが、手術後1日目の夜から、普通食になっていきます。最初は食べるのが痛いですが、電動ベッドをフル活用して、なんとか食べます。

 

ちなみに、電動ベッドで頭側をあげるときは、一度、ベッドの一番上の端に頭があたるようにしてから、ベッドを起こすといいですよ。そうすると、ベッドの頭側を上げたときに、痛くない位置で座ることができます。

 

④手術後3~5日目

 

 

⑤手術後6日目~8日目(退院日;入院9日目)

 

 

 

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