ネタバレ感想注意!アニメアルスラーン戦記の第1話~11話まで一挙まとめ!

アルスラーン戦記HP

出典:http://www.arslan.jp/

アルスラーン戦記はキャラクターがいいし、個人的にはナルサスが声も顔も好み過ぎる♡

ですが、やっぱり主人公アルスラーンが良くないと名作にはならない!!!

ということで、アルスラーンというキャラクターの凄さについて勝手に語ります。

 

 

以下、アニメ11話までのネタバレを含みます!!ご注意ください!

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頼りない王太子アルスラーン

アルスラーン戦記主人公「アルスラーン」は、大国パルスの王太子です

しかし、父でありパルス国の王であり屈強な戦士であるアンドラゴラスとは正反対の性格です。

 

優しくて穏やかな性格ゆえに、ちょっと頼りなく見える一面も。剣の稽古中にきついと愚痴をこぼすなど、後継者として大丈夫だろうかと、見ている方にいらぬ心配を与えます。私は親か。

 

14歳の時に初陣し、味方の裏切りによって敗戦。

先駆けが裏切ると、こんな大変なことになるんだなという展開でした。先が見えない中の情報を彼一人に頼っていたので、よほど信頼を置いていた人物だったのだろうということがうかがえます。

 

あとは自信過剰による自滅です。

 

この敗戦により、味方5人、敵兵300万という、とんでもない逆境からのアルスラーンの冒険が始まります。

こういう展開、やばい好き。

 

味方なしから這い上がっていくこの感じがたまらない!!!

 

私には頂点に立ってりりしく指揮するアルスラーンの姿がもはや見えている。

 

物語って、先が見えると途端に色褪せますが、「アルスラーン戦記」のような英雄譚は、先が見えても良いですよね。どんなふうにこれから這いあがっていくのか?という「過程」が、たまらなくわくわくします。

それはつまり、「絶対に這い上がるのは不可能」という前提があるからなのかも

 

これで、味方300万人、敵5人から始まる英雄譚!

だったら、ただの弱い者いじめもいいとこだし、そんなの勝って当然、むしろただ5人を従えることに成功し、勝った!!という展開だったら、あっそうってなります。真顔です。

「味方300万人、敵5人から始まった一国崩壊物語」ならば、悲劇の切ないストーリーになりそうで、「なぜそんな差だったのに負けたのか・・・?」「傾国の美女か?」と妄想が膨らみます。

だから、結末が見えている展開を、先が見えず面白いと感じるには、絶対不可能・なぜそうなった?!的な要素が必要なのですね。

頼りないけれど、魅力的なキャラクター

王宮で頼りないとの評判のアルスラーンでしたが、マイナス評判だけではありませんでした。

 

11歳の時に、アルスラーンは、パルスの子供をかばって、捕虜の少年に誘拐されてしまいます。

結果的にアルスラーンは無事に解放されます。アルスラーンを危険にさらした子供たちは、何かしらの罰を受けるところでしたが、アルスラーンは許します。そんなアルスラーンに対して、

「俺、大きくなったら絶対騎兵隊に入って殿下を守る・・・・」

と子供たちは誓います。

 

力で押さえつけることは、王族が上に立ち続ける手段としては、最も簡単でしょう。

しかし、アルスラーンは違う。あえて難しい方の道を選ぼうとしているのです。それは、確かな器が無ければ不可能です。

 

また、捕虜の少年との会話も、アルスラーンの底知れぬ魅力を語っています。

 

捕虜の少年が話した、「奴隷」側の真実。

 

アルスラーンは、彼との出会いによって、「奴隷」というものに対して疑問を持ちます。

常識に対して疑問を持つという事は難しいことです。例えばわたしたち、良い大学に入って、正社員になって、転職せずに、1つの会社で定年まで働く、ということが「素晴らしい大人」の道という常識を持っています。

その常識に対して、どこかしら息苦しく思うこともありますが、大多数の人は、それが「当たり前」だと思い込んだまま生きていきます。

 

そして枠を外れるものをフリーター、ふらふらした人間だとして、不審に思い、蔑む。

それは、会社に縛られないことに対する。羨望の裏返しかもしれませんが。

 

アルスラーンにとっての「奴隷制度」も同じです。

しかし彼は、疑問を持てる。違う意見を受け入れられる器を持っている証拠です。

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アルスラーンが王になるための条件

この時の捕虜の少年とは、9話で、お互いに成長し、状況もだいぶ変化した状態で再会を果たしました。

今後もおそらくキーパーソンとして出てくるのだろうなと感じます。少年の考えは、宗教が持つ闇そのものです。アルスラーンの敵は、「銀仮面」の男になっていくのでしょうが、王として本当に戦うべきは、「イアルダボート教」の持つ考え方なのでしょう。

「我らがイアルダボート神は人を平等に扱う!だが貴様らはどうだ!?人の下に人を置くあの奴隷制度はなんだ!?イアルダボート神はそのようなことは許さない!!人は皆平等だ!!

よって我らが神の教えに従わぬ貴様ら異教徒は差別し殺してもいい!!」

『言ってることが支離滅裂だ!』と思ったアルスラーンですが、奴隷制度をどのように考えていくのかは、アルスラーンが王になるうえでの、最大の課題となります。

 

5章と6章で王都が陥落した時、敵兵が用いた作戦は、「奴隷解放」をあおり、内部から混乱・陥落させる方法でした。そのことをナルサスから聞いたアルスラーンは、奴隷はやっぱりダメなんだ、解放させるのが正義だ、と思い、10章にて、奴隷を解放しましたが、主人を殺されたと恨まれてしまいます。

 

どうすれば良いかわからなくなったアルスラーンに対して、ナルサスは、

「私の申し上げることに左右なされますな。殿下は大道を歩もうとしておられる。ぜひその道をお進みください」

ナルサス様かっこいいけど厳しいよ・・・・!!

 

つまりこれ、「殿下が素晴らしくうまく丸めていける道を探してね♡」みたいな。

わたしだったら「え?もうちょっとヒントくれません?そこで投げちゃうの?」(へたれ

と考え、「わたしにはむり」で落ち着くと思います。はいっ平凡

 

しかしアルスラーンは、ここで落ち込むことなく、立派な君主にならなければならない、と自分を奮い立たせています。そして、次の方角を決めるのです。

 

ああ・・・・。なんて素敵。優しい、穏やか、意見を受け入れらることと、強くぶれないことは、正反対の性格、矛盾なので、両立させることは難しい。

でも、アルスラーンはそれをやってのけようとしている。

もう、目が離せなくなってもおかしくないでしょ?

正義とは太陽ではなく、星のようなものかもしれません。

名言すぎてナルサスがイケメン過ぎてもう現実がつらい・・・・。

苦しい。

 

しかしそれでもアルスラーン殿下がわたくしめも一番ですぞ!!!

はやく日曜よ来てくれ・・・・・・。

 

 

星のように数多もある正義の中から、アルスラーンが選び取る星は、どんな輝きを放つのでしょうか。

追伸

OPかっこいいよOP

フルすばらしい。ああああああああああああ

僕の言葉ではない これは僕達の言葉

 

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