19話「冬の終り」アルスラーン戦記あらすじと感想。ヒルメスとクバードの思惑とは

出典:http://www.arslan.jp/

物語もいよいよ19話。出来ればずっと続いていてほしい・・・・・原作はまだ続いているみたいで、漫画もまだ3巻までしか出ていませんが、途中で終わることだけはやめて・・・・・・・進撃の巨人アニメみたいに生殺しするのだけはやめて・・・・・

 

ということで、感想ネタバレ始まります。

 

※この先19話のネタバレありますご注意ください。

 

 

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目次です

あらすじ「今回の主人公はヒルメス王子」

今回はヒルメスサイドの物語でした。

パルス王都を占領したルシタニアだったが、内部分裂が発生。イアルダボート教の教えを布教する大司教「ボダン」が、イアルダボートの神の名を語って、地位を得つつあった。その地位をはく奪し、追いやったのが、現ルシタニア国王イノケンティス7世の弟、ギスカール公爵の策略だった。

 

パルス王都から追い出された大司教ボダンだったが、イアルダボート教に身も命も捧げる聖騎士団を率いて、切り立つ崖の上に立つザーブル城に立てこもる。

 

やっかいなボダンを追いつめる役として白羽の矢がたったのは、銀仮面卿ヒルメスだった。ギスカール公爵からしてみれば、ボダンも、何をしでかすか分からぬヒルメスも、同じやっかいな者たち。例えヒルメスの側に多くの犠牲が出ても、ボダンを倒し、ヒルメスの力も削げる。

 

ギスカール公爵の狙いを見据え、相討ちで勢力を削がれることを恐れて、どう動くべきか悩むヒルメス。

 

そんなヒルメスに進言したのは、かつてルシタニア相手に、パルス王都を守った「万騎長サーム」だった。サームは一度死にかけたが、一命を取り留めていた。ヒルメスの素性を知ったサームは、ヒルメスと共にパルス復興のために戦うことを決意していた。

 

サームに説得され、ヒルメスの軍は、ボダン討伐に出向く。

その途中、サームは、パルス王都で行動を共にしていた片目の万騎長「クバード」と再会する。

再会したついでに、共にボダン討伐に出向き、見事、ボダン軍に勝利する。あとは、立てこもったボダンを追い込むだけだった。

 

クバードの働きに感銘したヒルメスは、クバードにさらなる働きを要求。しかし、クバードは、拒否する。ルシタニアからパルスを取り戻したのち、次なる玉座をめぐって、パルス王家同士での争いに巻き込まれるを嫌ったのだ。

かつて戦友だったクバードとサームは、別々の道を歩くことになる。

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わたしは認めぬぞ!!!

久しぶりのパルスの様子が描かれた今回。

そして王都を守った、「万騎長サーム」がいつの間にか、ヒルメスに懐柔されている始末。

おいいいいいいいい王家の人間だったら誰でもいいいんかあああああああい

 

ザブール城での戦いで、ヒルメスに命を救われたこと、玉座を取り戻すのを見届けるまで死なせないと、イケメンボイスで言われたこと。わかる。わかるとも。わかるんだけども、今後敵対していくのかと思うとなんだかやるせない。

アルスラーンのことを知ったら、アルスラーン側につきそう、もしくは身代わりになって死にそうなタイプだなとも思います。

一方でクバードの動きに注目します!

クバードは、最初の印象は最悪でした。奴隷なんだから何してもいいだろ、的な傲岸不遜な態度。こういうやつがいるから、王都が攻め入られたんだというような、象徴でした。

しかし、意外にも人を見る目があって、ちょっと見直しました。いや、ちょっとだけね!ちょっとだけなんだから!

 

クバードは、ヒルメスに問うたのです。「あなたが王位を求めるのは、如何なる理由か」と。

そのときに、ヒルメスはこう答えました。

 

「王国に安寧を取り戻すために、奪われた玉座を取り戻す、それだけだ」

 

一方のクバート

「奪われたのはルシタニアにですか?それとも・・・・・」

 

この問いで、クバードは、忠誠を誓ってついていくには、理由が不十分だと思ったのかもしれません。単にめんどうくさかっただけかもしれませんが・・・。今後の動向に注目です。個人的には、アルスラーンに会って、話をして、惹かれていく、的な妄想が暴走します。

ヒルメスの返答考察

ヒルメスの返答を聞いていたら、「十二国記」の「華胥(かしょ)」を思い出しました。

責難するは容易い、けれどもそれは何かを正すことではない

「十二国記 華胥」

誰かを批判することは簡単です。それはダメだと言えばいいから。

 

でも、ダメだと言っているだけでは、何も前に進まない。本来批判するのであれば、対案を出すこと。より良い案を用いて、こうすべきだと言うこと。対案を出すことができなければ、より良い方向へ進むことはできない・・・・。

そんなことを、わたしは十二国記の華胥から学びました。

 

華胥の場合と、ヒルメスの場合は、話しも立場も違うので、対案を出せばいいという問題ではありません。

が、ヒルメスは、ただ憎しみだけで、玉座に座ろうとしている。

そのことの危うさが、華胥の話を思い出させました。

 

それは、本当に国の為であるのか。民のためであるのか。

 

安寧をもたらしたあとの、パルス王国のために、ヒルメスという人間は、相応しいのか。

たとえ血筋が、正統であったとしても。

 

おそらく、クバードは、そんな空っぽさを感じ取ったのではないかと、考えました。

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