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はじめまして!夏樹と申します。

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目次です

基本装備

神奈川県在住のそのへんに生えている雑草です。

デフォルト装備は平凡とペンと擬音語

お酒装備で会話能力

田舎装備でテンション10倍

物語装備で妄想暴走オプションあります。

 

夏があれば魚に転職できます。

隠し能力で空を飛ぶことができます。

 

田舎が大好きで仕方ないのに、就職をきっかけに都会暮らしをするはめになりました。

無機質な音、死んだように生きる人々、空を覆うようなビルの森から逃げ回って、休日は田舎に行くか、引きこもるか、物語の世界に現実逃避しています。時々小説を書いてにやにやしています。不審人物ではありません。

どうして田舎が好き?

もともとは宮崎県の生まれです。

市内なので、そんなには田舎ではありませんが、それでも空はどこまでも広くて。

学校からは海が見えて、ちょっと自転車で行けば田んぼの真っ暗な道

周りに住んでいる人たちはみんな顔見知りでいつも声を掛けてくれて優しくて、温かくて、田舎の美しさが詰まった場所に住んでいました。

 

基本的には引きこもって小説ばかり書いていましたが、父がアウトドア派だったので、川やら海やらキャンプやら森の中やら色々連れて行ってもらいました。現在田舎を追い求めているのは、その時の出来事があまりに楽しかったからだと思います。

 

父は雨男なのか、家族旅行の時はいつも雨です。

テントの向こうで嵐がごおごお言っていることもありました。その時はきゃはははと兄弟で騒いでいましたが、良く考えると危険すぎるキャンプです。バンガローならまだしも、嵐の日にテントとかサバイバルです。

川辺の大きな石の上に家族で寝そべって、見切れないくらいの星空を見上げて、何個も何個も流れては消えていく流れ星を数えたり。

静かに近づいて行った草むらから、一斉にホタルが舞い上がるのを見に行ったり。

さむい5月の海に潮干狩りに行ったり、イソギンチャクに指を入れてふぉおおおおってやったり。

川の水がわき出るところを探しに行って、地面から水がごぽごぽ出ているのを見つけたり。

謎の洞窟に入ってはコウモリに襲われてぎゃあぎゃあ逃げ回ったり。

森の中に秘密基地を作りに行ったり川の中州にごそごそ入りに行っては、満潮で中州に取り残され、わんわん泣いていたら散歩中のラブラドールに助けられたり。

とある川に行ったら、アブがたくさんいて、車の中にいたら、100匹くらいのアブが車にどんどん突進してくる恐怖に遭遇したり。

川の中で大きなナマズをみつけて恐怖だったり

恐怖多いな・・・・

 

そんなことばかりしていました。

そんな私が出会ったのは・・・

そんな私も大人になり、この人と一生一緒にいたい!!

と思える相手と出会いました。その人と、おじいちゃんおばあちゃんになっても、手を繋いで散歩をする、というのが私の夢になり。そのために、大好きな田舎ではなく、都会に出てくることを選択しました。仕事も、ただその人と時間が合うからという理由だけで選びました。

 

でも、私は自信がありませんでした。

自分に自信がなく、さらには、私の父と母は離婚しています。

母は、専業主婦としては、理想ともいえる母だったと思います。とても優しく、いつも笑っている母で・・・・上記のように、本当に楽しい子供時代を、何不自由なく、過ごさせてもらいました。

 

何不自由なく見える幸せな家庭。でも、いつしか、父と母は、だんだん、すれ違っていきました。

もともとあまり価値観が合わなかったのかもしれません。父は安定や安心を何よりだと思っていたけれど、母は、自分の生きたいように生きることを大事にしていました。

私たち兄弟3人は母の考えに寄っていましたので、母大好きで、どちらかといえば父がひとりでいることが多い・・・というような状態が多くなりました。父と母の会話は、私たちが大きくなるにつれ、ほとんどなくなっていきました。

 

そんな中、私たち兄弟3人は、それぞれ進学や就職を機に、全員が家を出ることになりました。

母は、子供が巣立っていってから、自分の居場所を失ったようでした。父とはしゃべらない生活。残された田舎の広い空間。自分はこうしたいのに、という希望も、そんなの常識的じゃない、現実的じゃない、という言葉で反対されて。

母は、ある日、あまり良くない宗教に居場所を求めて、家を飛び出してしまいました。

それから、父や、祖父母に、嘘や脅迫で、お金を無心する毎日・・・・。

 

そのために、父は目が見えづらくなり、祖父は認知症になり、祖母は倒れて、帰らぬ人となってしまいました。

母とは別の道を歩くために

母のふるまいは本当に酷いものだったけれど・・・・

 

でも、私はそんな母の気持ちも痛いほど分かってしまいました。

家族のために生きてきたのに、子供が巣立ってしまえば、取り残されてしまう・・・・

宗教にハマらざるをえないほど、それほどまでにも、母として生きることは、孤独なものだったのかもしれないと・・・

気付いてあげられなかったことも悔やまれます。

 

そして、このまま、これが世間一般的な生き方だからと、常識に流されるように生きていったら。

私も母と同じ選択をするだろうとなんとなく思いました。夫は父とは違う価値観を持つ人だけれども、でも、私自身に自信がなければ、夫としっかり話し合うこともせず、小さな積み重ねで、母と同じ道を辿ってしまうような・・・・

 

それほどまでに母の気持ちや行動は、物凄く理解できたのです。

 

私は母と同じ道を選択したくない、私は、おじいちゃんおばあちゃんになっても、手を繋いで散歩する未来を叶えたい。

そのために出来ることをやろうと決意しました。

 

それが、1つは、「家族以外の場所に居場所を持つ、やりがいがあると思える仕事をすること」

⇒これについてはこちらで詳しく語っております~!

 

そしてもう1つが、「旅をすること」です。

どうしても夫婦、一緒にずっといると、マンネリ化してしまいます。会話もだんだんなくなるし、明日もまた同じ日が繰り返され、だんだんとお互いが空気のように当たり前になってしまう・・・・

たまには、同じ家に住んでいたとしても、恋人同士の時のように、待ち合わせしてデートをするような、そんな日があるのも大事なのではないかと思ったのです。

 

そして旅をすれば、あの時のここが楽しかったよねという会話が増えたり、非日常の中で、お互いの良いところを改めて発見したり。

時間に忙殺される毎日の中で、ゆっくりとお互いに向き合うこともできたり。普段言えないことも言えたり。

 

父と母は、離婚してしまったけれど。

でも、家族で過ごしたあの旅行の日々は。連れていってもらったあの旅の中では、2人は確かに、仲良く、笑っていたのです。

 

このブログでは、旅をすること――特に、私が大好きな「田舎」「車旅」をメインに、おすすめの場所をお伝えしていきます。

その他にも、日々の非日常を彩るゲームやアニメについてもお伝えしています。

 

何かしら、あなたの生活を彩る非日常のお手伝いができれば、とてもとても幸いに思います。

どうぞゆっくりしていってくださいませ。

 

夏樹より

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