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手軽に千と千尋の神隠しの風景に!神奈川県の廃墟っぽいレトロな秘境駅に行ってみました。

秘境駅にいってみたい。けれども、それってとんでもなく田舎にしかないと思っていました。

ところが!なんと、あったのです秘境駅。まさかの、都心に近い、神奈川県に。

千と千尋の神隠しの世界のような、秘境駅をご紹介いたします。

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目次です

ふつうのえきです?!

私はなんの前情報もなく、その駅に降りました。

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普通ですね。その辺にありそうな、いたって普通の駅ですよね。

なぜここに降りるのかもわからないまま、降りる。

 

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駅の改札は、駅の下にあるようです。降りていきます。

 

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ん?なんか空洞が見えます。

まるで橋の下みたい????

 

 

 

上から見た風景

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ここでも、私は何が見えているのかよくわかってませんでした。

 

 

 

ところが、降りると・・・・

 

?!お店??

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開店準備してらっしゃいました。

 

 

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なんと、駅の下の空洞の中に、お店や、使われていなさそうな家々が並んでいるのです。

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趣のある看板

 

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今はもう人が住んでいなさそう、だけど、そこには確かにある、家々。

 

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夜見たら絶対になにかいるよおおおおおお

 

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錆びはいいですよねえ~~~

なんなんですかね。自分の自転車に錆びがあると、ぎこぎこ音がして嫌だけど・・・錆びはいいですよおお~~~

 

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今はもう、ほとんど見なくなってしまった電灯が頼りなげに光っています。

千と千尋の神隠しでは、銭婆(ゼニーバ)の家の門番でしたね。

 

夜中の公園でこの電灯を見たときには、なんだかちょっとだけ周りの温度が下がるような。そんな不思議な雰囲気を放っています。

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神隠し駅、国道下への行き方

住所:神奈川県横浜市鶴見区生麦5丁目12−14

国道下駅は、鶴見線です。東京駅からだと、京浜東北線で、鶴見駅で鶴見線に乗り換えます。

ちなみに、そのまま真っ直ぐのったまま海の方へ行くと、「海芝浦駅」というところに着きます。

そこもなかなかの、不思議駅です。

なぜかというと、「降りれない駅」だからです。ぜひ一度行ってみてくださいませ。

駅下にひとつだけ、明かりが灯っているお店

「国道下」(やきとり屋さん)

食べログでも☆3.41という高評価!かなり行ってみたいのですが、女子会行く訳にはいかないし(カウンターだけっぽかったです)

かといって1人で行くなんて異世界に行きそうだし・・・・

いや、でも何かしらの形で行きます!!行ったらまた記事にしますー!

妄想補助「あの日の異世界への入り口」

おまけコーナーです。初めての土地、場所に行く時には、私はいつも異世界的な要素を探しながら歩きます。

そんな私が妄想した暴走を勝手に綴るコーナーです。

 

妄想があれば、つまらなさすぎて面白くない日常でも、非日常に変わるって思います。

あなたの日常に何かしら、非日常を作ることが出来れば幸いに思います。

 

************

気がついたら、私はまたその駅に降りていた。

ざああああと絶え間なく糸のような雨が降るとある日。

 

真っ暗な中にぼんやりと浮かび上がるその看板に。

 

国道下駅。

この駅のことを。私は忘れる日が来るのだろうか。

 

ぼんやりしながら、階段を下りる。雨がつたう音がトンネルのようなその空間に響き渡る。

今ではもう見なくなった古い電灯が照らす明かりは限られている。

 

あれはもう5年も前のことだ。

ふらりと立ち寄ったこの駅で。

 

私は真っ黒なローブに身を包んだ彼と出会った。

追われていたのだと、後から聞いた。ローブはあちこち擦り切れボロボロだった。

突然、嫌な音が響き渡った。頭が割れそうになるくらいの音だった。彼は私を見つめ、背を向けかけて、でもきびすを返して私の腕をつかんだ。痛い頭を抱えながら何が起こったかわからず、なすがまま引っ張られる。

彼は駅下のトンネルの周りを、何か意味ありげに動き回り。

 

そうして最後に、駅下から外に出るのであろう細い路地の前に立った。男は、また無言で私を見た。

思えばあれは、あの場所に私を連れて行くかどうかの最後の分かれ道だったのだろう。そのタイミングで私は気絶しそうになる痛みを感じてふらついた。

彼は、すまぬとぼそりとつぶやき、そのまま私の手を引いて道を通った。

 

 

その先には、****が広がっていた。

 

そこから先のことは、時間が過ぎるのが早かった。

大変だったことが9割。

そしてあとの1割は。だから私は今もここにきているのだろう。

 

 

 

最後に見た彼の姿は、出会った時と同じく、やっぱりボロボロだった。

泣きそうになる私に向かって、最後に、彼は何かをつぶやいた。

 

 

けれどそれを聞き取る間もなく、彼は私を突き飛ばした。

 

 

 

そうして気付いたら、終電さえもなくなったこの駅にひとりぼっちだった。

 

 

あれ以来、彼には会えていない。

生きているだろうか。

生きていたとして。会う術はあるのだろうか。

幾度も幾度も彼がやったことを思い出しながら試したけれど。

 

 

この道は、あの場所に通じることはなかった。

 

 

雨の音が聞こえる。

最後の電車が通りすぎる音がする。

 

夜光虫が電燈に集まっていくのを、私はただ、眺めている・・・・・

**********

 

異世界の入り口はこちら

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トンネルになっている国道駅下の道のどこかにあります。

ぜひ行ってみてみてくださいね。夜は、女性は1人で行かれない方が絶対いいと思いますが、夜だと雰囲気が違って面白いかも。

 

もしかしたら、異世界に通じる時間があるかも・・・。

いくつになっても異世界の扉探しはやめられません。

 

ない、なんて誰にも言えないって思うから。

 

 

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