クローズアップ現代で君の名はが大ヒットした理由を分析・考察していたのをまとめました
新海誠監督大ヒットアニメーション映画「君の名は」が、クローズアップ現代でとりあげられていました。
すごく面白い考察だったので、まとめます。
目次です
「君の名は」が大ヒットした理由とは?
RADWINPSの音楽が拡散された(アナと雪の女王と同じ現象)
映像がきれい、リアル
作画監督が「千と千尋の神隠し」の監督で生き生きと描かれていたこと。
作画がスピード感を持って展開して集中して見れた
ストーリーが複雑で、もう一度見に行く人が出てきた
などなどの仮説がありましたが、クローズアップ現代が注目したのが、30代以上のお客さんが多かったこと、でした。
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新海誠監督が想定したのは10代・20代のお客さん
新海誠監督が想定していたのは、若い人たちでした。実際に、公開日直後あたりは、20代以下の人たちが7割を占めていました。
ところが、公開日から離れてくるうちに、30代以上が半数を占めるように。
なぜ30代以上にも支持されたか?をクローズアップ現代が調べたところ、どうやら「出会い・別れ」に共感した人が多かったことが分かりました。
結婚したけれど、別れてしまった。
夫が先に亡くなってしまった。
昔の大切な人と、別れた駅がアニメーションで流れて、あの人今何しているんだろう、と思い出した。
などなど・・・!
それぞれの人が、昔に経験した別れ・・・を思い出させるようなアニメだったことが分かりました。
なので、お客さんとして想定した20代以下の人たち以外の人も、共感していたのです。
私が感情移入できなかった理由がわかった!
以前、私は、「君の名は。」を見て、感情移入できなかったことを感想記事にしました。
その本当の理由が分かりました。
私は、最初に付き合った人が、今旦那さんになって、その人と幸せな生活を送っています。
だからつまり、私には、好きになった人と別れる、という経験がないんです・・・・!
だから、感情移入できない部分もあったのではないかと・・・・そんなふうに思いました。
それはそれで、ある意味ショックです・・・・!
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日本の美しさが織りなす物語
さらには、夢の中で出会う、というストーリーは、平安時代からあるものだそうです。今も日常的に、夢の中で出会ったり・・・というようなそんな感覚があります。私も、そういえば夫と出会う直前に、夢に見ました。
そんなふうに、夢で・・というのは、私たちの日常に溶け込んだ感覚である。
そして、君の名は。の中で大事にされていた「結び」という言葉・漢字。
神社の巫女さん、日本の美しい景色・・・お年寄りを大事にする日本で、主人公:三葉のおばあちゃんが出てきたこと。
さらには、3・11で、人はひとりでは生きていけないと知ったこと。誰かのために何かをしたいという感覚。
そんなタイミングもありつつ。
日本人の心の奥深くに存在している、あらゆる要素が織りなして生まれた作品。
だからこんなに大ヒットしたのかもしれませんね。ということでした。
大ヒットの理由考察:おまけ
あと、個人的には、新海誠監督が、とっても良い人だというのが、クローズアップ現代からも伝わってきました。大ヒットしたのは自分の実力があったから、というスタンスではなくて、見てくれたお客さんに感謝、という感じでした。
良い人なので、テレビスタッフや取材する人も、喜んで取材に行った・・・というようなことも、関係あるんじゃないかなあとか思いました。
お読みいただきまして、ありがとうございました。
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