終物語(西尾維新)シャフトでアニメ化第1話ネタバレあらすじと感想
西尾維新さん原作「物語シリーズ」新しいアニメ「終物語」がはじまりましたねーー!!!!
憑物語が突然の連続放送で終わってから、この時を待っていました、本当に待っていました!!!シャフトさん!!ありがとう!!!!
第1話PV
出典:https://www.youtube.com/watch?v=_73Z8uQqyDQ
これよりネタバレを含みます!!!!!
どうぞご注意くださいませ!!!!
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目次です
第1話 ネタバレあらすじ
ある日、主人公:阿良々木暦(あららぎ こよみ)のもとに、同じ学校の後輩である神原駿河(かんばる するが)が訪ねてくる。転校生が「怪異」についての相談事があるので、話を聞いてやって欲しいとのこと。
怪異について知っている転校生なんて不気味だが、なんとその子は、「忍野扇(おしのおうぎ)」という。忍野メメの姪っ子だった。
扇は阿良々木に、学校の作りが変なのだという話を持ちかける。
視聴覚室だけが、他の階とは作りが違う、もう1つ実は部屋があるのではないか、一緒に見に行ってほしいとたのむ。
そうして2人で見に行くと、扇だけでは見つからなかったもう一つの教室が現れていた。
そしてその教室に足を踏み入れた2人は、時計の針が18:00前で止まったままの誰もいない教室にとじこめられた。
怪異の原因は阿良々木
教室に閉じ込められた2人。これはやはり怪異の仕業であり、出るためにはこの怪異の謎を解かなければならないと言う。
そして扇は、怪異の原因は、阿良々木にあると言う。
扇に薦められるがままに、教室の中の椅子に座った阿良々木。
座った机の中から、阿良々木の名前が書かれた教科書が出てくる。
18:00前を指して止まった時計。
7月15日と書かれた黒板。数学の勉強会のお知らせの紙。
僕は何も思い出していない。だって、忘れたことなんてないのだから。あの出来事を、忘れるはずないのだから。
「終物語」
今日の議題は犯人当てです
7月15日。
その日、阿良々木のクラス1年3組は、放課後にも関わらず全員が一人残らず集まっていた。
そんな中教壇に立ち、学級委員長の「老倉 育(おいくらそだち)」が始めた議論の議題は、「犯人当て」だった。
先日数学のテストが行われたが、数学の勉強会に参加した者と、そうでない者で平均点数が20点以上ひらいていたのだという。
これはあきらかにおかしい、数学の勉強会で、数学のテスト問題が流出していたのではないかというのだ。
その、流出させた「犯人を探す」。見つけるまで誰一人として、教室からは出さない。
老倉の言葉をなぞるように、阿良々木と扇は、7月15日のその日の教室に閉じ込められてしまっていた。
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不等式 不当式
阿良々木は、勉強会に参加していないにもかかわらず、誰よりも点数の高い満点をとったということで、老倉に議長を務めることを命じられてしまう。
渦中の中心にさらされて、議論は進むが、一向に解決の方には進まない。
それどころか、放課後なのに帰れないというイライラが募り、クラス中で糾弾がはじまる。収集することなど不可能のように思えた。
そこで手におえない阿良々木の代わりに教壇に立った老倉が言い放った解決策は、「多数決」で犯人を決めるというものだった。
そうして犯人にされたのが、高圧的な態度で人を値踏みするような発言をし、みんなから「How much」などとあだ名をつけられていた、「老倉」だった。
その日以来、老倉は学校に来なくなった。
私は何も知りませんよ あなたが知っているんです
けれども、もともと放課後の議会を開いたのは、老倉だった。犯人が老倉だったら、そんなことをわざわざするはずがない。
犯人ではないのは明白だった。それでも、学級のみんなが、示し合せるでもなく、老倉に手をあげた。
阿良々木はそのことをずっと忘れられることができなかった。
その時の後悔が、阿良々木と扇を閉じ込めている教室の怪異を作りだしたのだと、扇は言った。
そうして、阿良々木が本当は犯人を知っているのだという事も。
結局、犯人は、担任である「鉄条 径(てつじょう こみち)」だった。
数学の勉強会があった次の日、鉄条は、勉強会で散らかされた教室を、生徒と一緒に片付けた。
その時に残されていた黒板を見て勉強会の内容を知った鉄条は、勉強会の内容を取り入れて問題を作ったのだ。
自分の教えているクラスの点数があがれば、鉄条の先生としての株が上がるから。
そうして鉄条はそ知らぬ顔で議会に混ざり、自らも多数決で老倉に手を挙げた。
老倉はその日以来、進級してはいるが、不登校気味。
一方鉄条は、学校を去ることもなく、のうのうと生活し、産休を取っていた・・・。
泡立つほどの理不尽さと鮮烈な美麗映像
もうほんとうに、美しすぎます・・・・
シャフトさん・・・・・・
見終わった後、放心しました。ため息が出ました。
アニメが嫌いであっても、どう文句をつければいいのかわからないくらいの美しさ。
ストーリー展開、アングル、映像、セリフ、声優さんの声。
アニメの作り方によっては、ともすれば、とてつもなくつまらないものになると思うのです。
激しい動きはない、場面が目まぐるしく変わるわけでもない、会話の、言葉遊びのような美しさを主軸として展開していく物語。
だからこそ、同じ風景で言葉を交わしているだけの映像になることだってできたはず。
それなのに。
同じ教室を描きながら、
西尾維新さんの言葉のような世界観を、今度は映像で表している。
同じく新房監督のアニメ、「魔法少女まどか☆マギカ」でも思いましたが、物語の展開を邪魔することなく、むしろ引き立てる。
自然にそこにあるかのようなふつうさで、でも異常な世界を描き出していく。
コマーシャルになるたび、時計を見ました。
ああ、この時間がずっと終わらなければいいのにと思いました。
終わらない物語なんてきっとつまらない
それでも、これほどのアニメを見られる至福の時間が終わらなければどんなにいいか。
そんなふうに思ってしまうのです。
過去を清算できた阿良々木だったが、鉄条が産休になるのと入れ替わるようにして、学校へ登校してきた老倉。
2人の再会、そしてこれからの関係に注目です。老倉のツンがどうなっていくのか妄想が暴走するところです。
次回も1時間スペシャルで届けてくれるとのこと。
しかしまた長い1週間が始まります・・・
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コメント
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- コメント (2)
本当に出題を盗んだ生徒が「いる」のであれば、問題は担任から生徒に、或いは疑いを掛けられた生徒から担任に投げかけられる筈。
この事から分かるのは、出題を盗んだ生徒が「いない」と言う事実だけ。
老倉がやった事は、明確に民主的立場を装った「いじめ」であり、老倉がそのしっぺ返しを食らっただけの正当な話。
間違っていたのは、間違いを強要しようとした老倉と、それを卑怯な形で学級から排除しようとした担任の行動。
あららぎさんが聖人すぎて、ちょっと可哀想になる話でしたね。
こんにちは、管理人夏樹です。
記事を読んで下さって、コメントまでくださって、ありがとうございます。
そっかあとなんだか腑に落ちた気分です。
老倉でみんなが手を挙げたくなった気持ちは分かる気がします。
でもその気持ち・理由を、私はどうやって言葉にしたらいいのかなあと思っていたので、
頂いたコメントで、なるほどになりました。
ありがとうございます。
あららぎさんは抱え過ぎです・・!!
そしてそこがイケメン過ぎてつらい!土曜日が待ちきれませんね・・!!