名物はうにょ?有名観光スポット、群馬県富岡製糸場にカップルで生糸と星な楽しみ方
富岡製糸場は、世界遺産に認定されましたね。
でも、その実態はいったいどんなところ??カップルで行っても楽しいのか?!教科書でしか見たことがない其の不思議なレトロ感に魅せられて、ふらふらと行ってみました。
目次です
世界遺産!富岡製糸場ってどんなところ?
富岡製糸場は、明治時代に作られた「生糸を繰る」工場です。
まゆから糸を取るための工場なのですね。
歴史の教科書では、官営模範工場としてよく、テストとかに出ていた懐かしい名前でした。
入り口付近。
赤レンガな門で、一気に時代をさかのぼります。
糸を自動で取る機械。たくさんのなんかよくわからない機械がずらああああっと並んでいて、圧倒されました。
こういうのを見ると、どうしてもドンキーコングとか思い出しちゃう。
建物の中も、かなり趣があります。
個人的に、となりのトトロとか思い出しちゃいました。
入れない建物もありましたが、外から見ているだけで、当時の音が聞こえそうです。
ぎしぎし音を立てながら、上る階段。たてつけが悪くて、空きづらいとびら。雑巾で床の掃除をする音・・・・。
その当時の息遣いに想いを馳せてしまうほど、鮮やかに建物が存在していました。
世界遺産は伊達じゃない!
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人生で初めて、蚕を見る
さて、ここ富岡製糸場で作られていた生糸って、「蚕」が出した糸なんですよね。
蚕って見たことがなかったので、もしや見れるかも?と思いつつ行ったら、見れました・・・!
虫注意!!!
↓
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↓
分かりますでしょうか?真白くなっているのは、さなぎの状態です。細長いのが、さなぎになるまえの、蚕!
青虫の白いバージョンです!!!
私はあのうねうねした動きが不思議で好きですが、嫌いなひとはきついかも。
私の祖母の実家が農家で、養蚕をやっていたようなのですが、蚕みたいなやつが大嫌い!!!
それでよく手伝いとかやっていたようなので、虫嫌いで農家なんて相当大変です・・・。
建物のいちコーナーに箱が置いてあって、そこでうねうねしているだけなので、苦手な人は見ないようにすれば大丈夫です。
あー、女性は嫌いなんでしょうかね、普通は・・・・。
恋人に、行く前に「ニャッキ」が好きだったかどうか聞いてみましょう!
私は、超絶テンションあがって、生糸ってこの虫からなのーーー!?!
みたいな感じで、恋人とはしゃぎました。
上記の蚕の写真では分かりづらいかもしれませんが、うねうね動いているだけではないです。
葉っぱを食べながら、繭をせっせと作っている様子も見ることができました。神秘です。
すごくないですか??だって、シルクになるんですよ?
織ったら絹織物になるんですよ!
綿もすごいですよね。
出典:https://www.tajiri-y.co.jp/
植物から綿が出てくるんですよ!綿が咲くって!!!
どうなってるんでしょう!
そういえば蚕から糸ってどうやってとるの??
富岡製糸場では、生糸を繰る実演&実際に体験するコーナーもあって見るだけでも面白いです。
くるくる回る糸とか、ふつふつ煮えたお湯の中で、繭を茹でたり。
へえ、こうやってやるんだ、と思っていましたが、
そういえば繭って・・中に蚕いるのでは?蚕を取り出すのかな?
それとも・・・・
と思っていましたが・・・
(1)良くないまゆはとりのぞく。
(2)まゆを蒸して、中のさなぎを殺し
(3)まゆを乾燥させる。
(4)鍋でまゆを煮て、糸の取り出だし口を見つけ…
(5)ひきだした糸を何本かより合あわせて小さな枠にまきとる。
(6)そのままでは糸同士がくっつくのでもう1度大きな枠にまきなおす。
(7)枠からはずすと生糸のかせのできあがり!
出典:https://library.kodaira.ed.jp/
ああ・・・・・
やっぱり、蚕は死んじゃうんですね・・・。
なんかカップル向けの話じゃなくなってきたよ??
でも、歴史の重みと、生命の神秘をしみじみと感じられる場所でした。
私たちはいつも、ひとりでは生きていけない。
富岡製糸場のアクセス・行き方
東京駅からだと、車で高速道路を使って、およそ2時間。下道でも、混雑がなければ2時間ちょっとで行けるもようです。
土日だと、朝8時あたりからいつも混みだします。渋滞なしで行くならば、7時くらいまでには都心につっこんでおく、ことをおすすめいたします。
帰りは、だいたい18時~20時あたりが混みます。
みんなが出掛けたくなる時間・帰りたくなる時間よりも、1時間前くらいに出かけるといいですね。
帰りの混雑を避ける、を理由にあの場所で星を見よう
富岡製糸場に行った後、私たちは、どこへ行ったかと言うと・・・。
「軽井沢」です。
あの避暑地として有名な軽井沢!近いんです、車で1時間くらいでした。
ロマンチック街道沿いに行くと、比較的駐車場の広い、道の駅みたいなところが、点々と出てきます。そのうちのひとつで、ご飯を食べ、暗くなるのを駐車場で待たせて頂きました。私が行ったのはたぶんここ(このお店じゃなかったですが、このあたり)らへんです。
眠かったのでうしろの席を倒し、寝袋で本格的に寝る。
そうして、寝ぼけながら起きたら・・・・
ため息が出るくらいの星空が広がっていました。
6月くらい。あたたかくなってきたというのに、軽井沢は高原なだけあって、肌寒い。吐く息が白くさえみえそうなほどの、とぎすまされた空気のむこうに。
その空は広がっていて。関東でこんなにたくさんの星を見ることができるなんて。
しかもその星空は、かつて地元宮崎で、夏に家族5人で大きな石に寝そべって見上げた星空を思い出させるくらい。こころにささるくらいうつくしいものでした。
ちょうど、新月で真っ暗闇だったので、これほどの星空が見えたのだと思います。
これは実は恋人が知っていて計画的犯行でした。全部いきあたりばったりと思わせて、最後に新月で綺麗に見えるだろうと分かっている満点の星空で締める。現実逃避好きな身にとっては、かなりツボで嬉しいサプライズだったので、やってみることをおすすめいたします!
よし、なんとかカップル向けのお話で終われました!
富岡製糸場はレトロな雰囲気だからか、どことなく、帰りたくなくなってしまう。
そんなちょっとけだるさを含んだ気分で星を見に行く。帰りたくない気持ちと、現実逃避できる気持ちの相乗効果で、二度と忘れられない素敵な体験でした。
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