来主の言葉。蒼穹のファフナーエグゾダス美羽とエメリーの対話ミールの先に

出典:http://fafner-exodus.jp/

ああああああああああ

戦士達が…戻ってきた

黄泉の国から戦士達が帰って来た

(注:もののけ姫じゃない

 

これは・・・・

あああああああああああ

 

(注:以下蒼穹のファフナー21話までのネタバレです

蒼穹のファフナーEXODUSネタバレなしの記事はこちら

アニメ蒼穹のファフナー「EXODUS」の意味が判明?L計画の決断再び?

アニメ蒼穹のファフナーEXODUSカノン・メンフィスが残した紙の座標とは

EXODUSラストのネタバレ感想。個人的な最終回は・・・。・・・・・。

17話エンディング「愛すること」に込められた想いとは

スポンサーリンク

 

目次です

EXODUS21話で最後に現れた人は誰?

最後、呼びかけに答えてくれたと、美羽とエメリーが喜んでいた人物は、「来主操(くるすみさお)」でした。

ふおおおおおおおとなったものの、最後のあたりの美羽と来主のセリフ

「うん、美羽もうれしいよ、生まれたこと」

「空気、命、きれいな空」

がどんな意味を持っていたのか、私は忘れてしまっていたのでした。

来主操を思い出すの会

来主は、劇場版蒼穹のファフナー「 HEAVEN AND EARTH」にて出てきたキャラクターです。

来主は、敵のミールから生まれた人の形をした新たなスフィンクス型のフェストゥムとして描かれています。

島に来た目的は、人間たちと対話して、島のコアと同化すること。そして同化して、攻撃的な他のフェストゥムや人間たちと戦って、平穏を作ることでした。平和の願い方は間違っているかもしれませんでしたが、新しいフェストゥムの在り方でした。

スポンサーリンク

[ad#adb]

「空気、命、きれいな空」

この言葉は、来主が竜宮島に船で訪れ、目覚めて島の空を見た時に言った言葉でした。

空気というもの、命というものを知り、そして空の美しさを見たのでした。

 

そんな不思議なフェストゥムである来主と、一騎や総士たち島の人間たちを繋いでいたのは、「空がきれい」という感情です。

来主はフェストゥムの一種であるため、人間たちの感情が理解できません。痛みや命という概念は、その当時同化してしまっていた総士や、乙姫から学んでいましたが、怒りも、悲しみもまだ分からないまま。島に襲い掛かってくる来主のミールに対して怒りを向ける一騎の気持ちが分からず困惑する場面も描かれています。

 

しかし、「空がきれい」その気持ちを来主は持っていました。

フェストゥムには理解しえないその気持ち、それをたった1人理解したのが、その当時フェストゥム側に同化していた総士でした。

 

だからこそ来主は、島に来て真壁司令と言葉を交わして、空がきれいだという感情を共有できたとき、とても喜びました。

「空がきれい」その何気なくも思える気持ちだけが、人間たちと同じ感情であり、唯一の理解の架け橋だったのです。

 

しかし、一騎と対話しながらも、相手のことを理解できないまま、ミールに呼ばれてしまう来主。

葛藤しましたが、来主にとってミールは神のような存在で、逆らえないのだと語っていました。

そして理解できない、理解できなくて痛みだけが増えていくことを恐れた来主は、竜宮島のコアと無理やり同化する道を一度は選びました。

 

しかし、一騎との対話を繰り返し、消えそうになる一騎を守ろうとして、来主はついにミールへ戦いたくないのだと想いを届けました。

 

そして争いは止まります。

しかし、その時人類軍が核を落とそうとしてきました。怒りに包まれるミールは、ミールと対話を求めた美羽を消そうとします。

しかし来主は他のフェストゥムたちと共に、核を自ら包み込み、ミールと新しく生まれ変わることを選んだのでした。

 

そんなミールと対話を果たした時、美羽は冒頭のセリフをつぶやきました。

「うん、美羽もうれしいよ、生まれたこと」

 

そうしてこの言葉は、再びEXODUSにて対話・再開を果たした美羽が口にし、対話に答えて、また空を見上げた来主は「空気、命、きれいな空」とつぶやいたのでした。あああああああああ

この島はいなくなった者たちのことを決して忘れない

甲洋に続いて、再び現れた来主。

カノンがいなくなる前に皆城織姫に語った言葉、「この島はいなくなった者たちのことを決して忘れないんだな」という言葉は、この作品を表しているんじゃないかと思います。

灯籠を流すときにも、ライトオブレフトの時にいなくなった戦士たちの名前が刻まれている。

翔子の誕生日に真矢は花を海に流しました。

カノンはいなくなってもなお島と共に生き続ける。

 

全ての作品を通して、いなくなった者の存在を決して忘れず、丁寧に描いていく。

残酷だし、つらいし、誰かの犠牲が無ければ生きられない。

何度見ても泣いてしまうけれど、それでもそこに戦って生きる希望が見える。

何度でも心を打たれてしまう。

 

きっとアニメの中に生き続けるキャラクターも、それを描く製作者たちも、そして、見ている私たちも、その存在を忘れない。

忘れられない。だから、この作品の中にはどんな状況でも、キャラクターたちと共に希望を見出し追いかけ続けられるのだと思います。

最後まで、みんなで生き残ることを切に祈ります・・・・。

 

それにしても甲洋に加えて来主もエンディングに増えていくのがもうなんていうか色々胸に来ます。

蒼穹のファフナーEXODUSネタバレなしの記事はこちら

アニメ蒼穹のファフナー「EXODUS」の意味が判明?L計画の決断再び?

アニメ蒼穹のファフナーEXODUSカノン・メンフィスが残した紙の座標とは

EXODUSラストのネタバレ感想。個人的な最終回は・・・。・・・・・。

17話エンディング「愛すること」に込められた想いとは

スポンサーリンク

[ad#adb]

関連記事

コメント

  • トラックバックは利用できません。
  • コメント (0)
  1. この記事へのコメントはありません。

ページ上部へ戻る