引きこもりの最大の敵:外に出たくない。でも空を飛びたい。私が空を飛ぶまで③【実話日記】

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あなたは空を飛びたいと思ったことはありますか?

私は空を飛ぶということは、夢の1つでした。でも、そんなことがまさか叶う日が来るなんて思ってもいませんでした。

少しずつ連載で、私が空を飛ぶまでの実話をお届けいたします!本日は第3話!

前回までのあらすじ

空を飛びたいという夢を持った高所恐怖症な私。京都のとある大学に合格した私は、入学式の日に、とある1枚のビラを受け取る。

真っ青なそのビラは、ひときわ目立っているし「We Can Fly!」なんて書いている怪しいビラ。でもそこには、本当に空を飛ぶ人たちの姿があった。夢を叶えるチャンスだけど、高い所は怖いし・・・・。

それに、私は「茶道部」に入りたかったのです。

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茶道部に行きました。京都の大学の茶道部はすごいのです。
歴史あるお寺の中の一般公開されていないところで、お茶会を開いたりとか出来るのです。
京都に憧れ京都に住んじゃった私にとっては、これはもう食いつくどころの騒ぎではありません。

しかも先輩もみんな優しそうで素敵・・・・・♡

それでも私はどうしても、もやもやとした気持ちを消すことが出来ないでいました。

「茶道」は経験あるけれど、「空を飛ぶ」のは?

茶道は実は経験がありました。小学校中学校と茶道クラブがあったので、それで経験していました。

その一方、空を飛ぶという体験。

これはいつでも出来るものではありません。

私は将来ドラえもんが造られたり、空飛ぶ車が開発されたり、重力制御が出来るようになったりすることによって、空を飛べるようになれたらいいなと思っていました。

それが「空を飛ぶ」夢を叶える唯一の方法だと思っていたのです。

 

でも、間に合わない可能性の方が高いです。

仮にそれが出来上がったとしても、庶民の私でも買えるようなレベルの普及されたものになっているかわかりません。

いくら急激に科学が進歩しているとはいえ、人が空を飛ぶという夢は、ずっとずっと前からみんなが抱いてきた夢にもかかわらず、まだ個人に羽を生やして誰でも飛べるようなそんな夢は叶えられていないのです。

確かに間に合わないかもしれない。
けれどもそんなことを言ってもわたしがどうこう出来る話ではありませんでした。

仕方ないので待つしかありませんでした。

そう、いままでは。

でもどうでしょうか。私の机に置いてあるあの空のようなビラは、私に今すぐ空を飛べる方法を示しています。

 

私は飛べる(らしい)のです。

 

私の感情が理性に勝りました。よし、話だけでも聞きに行こう。まずはそれからだ。

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説明会での岐路な話

説明会はなんと土曜日でした。面倒くさいことこの上ありません。

普段引きこもりがデフォルトの私にとっては、家から外へ出るという苦痛がありました。

アウトドア派の人は家から出ない苦痛をお持ちだと思いますが、それと真逆に同様、私の場合には外に出るという行動が苦痛でした。

休日は1日でも外に出ないで済むよう私は食材を買い込み、籠城をする日々。

そんな私にとって学校という強制力もないというのにわざわざ外に出て話を聞きに行けと?

ありえません。
面倒くさすぎます。

動けよと言われてもいやです。そう、普段なら。

 

でもこの時知ることになったのです。運命を変える方法は、そんな「面倒くさい」と思うことに対して、「普段しない選択をすること」だということに。

 

私は結果的に頑張りました。それもこれも空を飛んでみたいという好奇心がなせる業でした。

ちなみにあとから聞いた話ですが、説明会は普段は平日に行っていたそうです。しかし日付の作り間違いでその日だけ土曜日になっていたとのこと。おかげで私みたいなほかの人間のチャンスを奪ったことでしょう。あやうく私も面倒地獄にはまって逃すところでした。

 

一方サークルの人々の間でも
「土曜日?誰やこれ作ったの!サークルの活動日やん!(土日活動)」
「誰が説明に行く?」
「どうせ行っても誰も来んやろ・・・・・」

そんな押し問答が行われていたらしいです。ホントにいろいろと間一髪なのがお分かり頂けるでしょうか?
こうやって人生って分岐していくんだなと痛感しました。私はほんと大学生活で人生の大きな岐路を何度も何度も経験しました。

でも、たぶん土曜日になったおかげでしょう。数少ない女性の先輩部員が説明会に来てくれたのです!

その当時の部員はほとんどが野郎(失礼
いつもは男2、3人の説明会を繰り広げているようだったので、いかつい男性がいらっしゃっていたら私はやっぱり筋肉がないとだめなんだ・・・・
女の人はやっぱり怖いと思うからやらないんだ・・・・・

 

きっといろいろダメでした。

 

しかし来て下さったのは、おしゃれで美人、そして親しげな関西弁を話す美大生のお姉さんでした。のちのちこの方がとんでもない酒豪だということを知るのはまた別のお話。

⇒つづく

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