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京都でおいしい野菜料理が食べられる店は、京大生も御用達のひらがな館で!

京都大学生。謎の人たちがたくさんいる場所。

変なコスプレでうろつくし、おどろおどろしい看板をたくさん掲げるし。寮はいつの時代か分からない場所だし・・・。(そこが好きなんですけれども!)

そんな京都大学生も通う、おいしい野菜が食べられる場所があります。

「ひらがな館」です。

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目次です

京大生が愛する野菜料理のお店とは?

「ひらがな館」は、創作野菜料理店です。

肉がメインなのですが、お肉の中や、盛り付けに、野菜がた~っぷり入っています。

とんかつとかでも、中をあけたら、野菜がごろごろです。

 

でも、全然野菜野菜していません。ハンバーグとか餃子とかに入っている野菜って野菜っぽくないですよね。あんな感じで、ヘルシーで野菜もいっぱいとれる、なのに肉好きもたまらない味わいで、バランスの取れた食事が食べられる!

 

それがひらがな館の魅力です。

 

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こちらの写真は、イエローバーグ

ハンバーグ+かぼちゃのソースです。表面はこんがりでカリッとした歯ごたえ、中はジューシーであけると肉汁がじゅわ~っと出てきます。添えられた野菜もかぼちゃソースにつけて食べられる絶品でした。

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これは忘れました。

こっちは夫が食べました。中には、野菜がたっぷり!

 

ちなみに京大の周辺は、お腹を空かせてお金のない京大生のために、味はまあ・・まあ・・・だけど、量がどーーん!ばーーん!で、この金額でいいの?というお店がたくさんあります。

学生の頃は、サークルでそんなお店に連れて行かれて、こんなの食べられるかー!!怒

って思っていましたが、このひらがな館には優しい気遣いがあります。

 

男性は、ご飯多め、女性は普通、で出してくれるんです。

おかずは、そこそこの量ですが、この気遣いのおかげで、ちょうどよく満腹になっていつも満足です。

お店の詳細

京都府京都市、左京区田中西樋ノ口町44

京都大学(京都市内)のいちばん北側にあります。北の門を出てすぐ。

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自転車は停められますが、車を止めるところがないので、車の場合はコインパーキングをご利用ください。

 

コインパーキングの場所はこちら

京都府京都市左京区田中樋ノ口町22−4

 

定休日:火曜日

営業時間は、曜日によったり、時々変わったりします。

が、だいたい

お昼は11:30~14:30

夜は18:00~21:30くらいの間に行けばあいています。

開店直後が人も少なく席が選び放題なので、おすすめです。

 

2016年6月の時点での詳しい営業時間

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お店の中

席は、8人掛け?の大きなテーブルが真ん中にひとつ、4人がけが4つと、2人がけが1つ、1人席が2つです。

ご飯時には満席になることが多いですが、回転もけっこうはやいです。

 

メニュー(クリックで拡大します)

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メニューに、料理の写真はないんです。だから、いつも、頼むときにあれどれだったっけ??ってなります。

あれ、にたどり着けたことがないのですが、これもまたこのお店の魅力!

 

なぜかというと、新しく頼むものもいつも美味しいからです!

私は、好きなものを好きなだけ食べたい!タイプなので、行きつけのお店はいつも同じものを頼むことが多いです。

 

でも、この店だけはどれもおいしいので、新しい味に出会いたくて、違うものを頼んでしまう。

そんな不思議な魅力を持ったお店です。

 

あと、季節限定飲み物もあります。

冬はホットチョコレート、この前行ったら、春はいちごジュースになっていました。(これは年によっても変わるかも)

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おまけ:ショートストーリー

暴走が妄想する筆者が、行った場所を舞台にショートストーリーを考えるコーナーです。

よろしければ、ゆっくりしていってくださいませ。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

窓辺から見える外は、雨がしとしとと降っていた。

どんより曇った空模様。そのせいか、外を歩く人はまばらで、お店の中も自分だけしかいなかった。

 

「・・・・元気だった?」

「うん。それなりには」

「そう。良かった」

会おうって言い出したのは私だったのに。上手く言葉が出てこなかった。

しばらく2人で外を眺めていた。

 

沈黙が降る。

代わりにお店のゆるやかなBGMに混じって、少し強くなった雨の、さあああという音がする。

 

「今は、何してるの?」

「仕事?営業の仕事やってる」

「営業?向かないんじゃないの」

「だと思ってたけれど、意外と愛想がいいらしいよ」

「外面だけね」

「そう」

 

2人して思わずくすりと笑った。

 

しばらくして、また沈黙が降る。

私はうつむいた。

ああそうだ、この、会話のあいまの沈黙。これが・・・・私は好きだった。

この人のそばにいた時に静かに流れる、この時間が。この間が私は、大好きだったのに。

 

「なんであの時、別れようなんて言ったの?」

 

彼の言葉に、はたと顔を上げた私の頬を、涙がつたった。

 

「あ、あれ・・・ごめん。なんだか・・・急に・・・」

 

彼は静かにハンカチをさしだし、外を見つめた。

 

そう。

この細やかな優しい気遣いも、私は大好きだったんだ。

 

 

でも同時に――――――大嫌いに、した。

 

「あなたが優しすぎたの」

 

あの頃の私は、自信がなかった。今でも自信がないけれど、特にあの時はひどかったように思う。

何も特技がないし、特にかわいいわけでもないし、お洒落でもない。どこにでもいる、普通の、本当に平凡なひとりの当たり障りがなさすぎてつまらない人間。

 

一方彼は、ルックスもスタイルも完璧。細身で長身、たいていの女性ならその声と顔だけで落とせそうだった。実際、大学時代のあの頃も、この人の周りにはいつも女性が集まってきていた。

しかもそれだけじゃなくて、この優しさも。性格は、完璧とまでは言えないけれど、誰にでも好かれる優しい人。

 

そんな彼に唐突に告白された私は・・・・・。

途中から、どうしてもその彼の想いを信じてあげることができなくなってしまった。

 

私は勝手に苦しんで、勝手に暴走して、勝手に終わりを告げた。

それだけだ。

 

「ごめんね」

 

彼は正確に何かを理解したのか、そう言った。

私は少しいじわるをしたくなった。

 

「そういうところかな」

 

言うと、彼は笑った。

 

「知ってる」

 

また私も笑った。

 

店員がゆげが立ち上る温かい料理を2人分運んできた。

それからはまた沈黙を楽しみながら食べた。

 

その料理は、あの日こうやって向かい合って食べた時と、何も変わらない味がした。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

今回このショートストーリーの舞台となったのはこちらの席

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一番窓側の、2人がけの席です。個人的に一番好きな席です。

 

懐かしい思い出がたくさん詰まった、京都大学が見える席です。そして席に置いてある陶器の塩胡椒入れが、あまりにかわいいので。

料理はもちろんのこと、内装やメニュー、置物まで、一貫した世界観の雰囲気が、大人になった今でも楽しめる場所です。

 

かわいい塩胡椒入れ

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わー

 

 

 

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ぎゅっ

 

筆者は今は神奈川に引っ越してしまいましたが、今でも京都に帰るたびに、思わず立ち寄ってしまうお店。

古都な京都らしいお店とは違うけれど。

京都大学が見えるこの席で、温かい料理を食べながら京都のひとたちの生活に想いを馳せてみてはいかがでしょうか?

 

お読みいただき、ありがとうございます!

 

京都記事、現在少なめです。

京都観光で清水寺にもある謎の甘味、ひやしあめ!取り寄せも可能な味は

関西まとめです

車でしか行けない旅!関西に車で、妄想暴走 特集

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