名作フリーゲームまとめ。感動は懐かしいパソコンから。無料で人気作な7選
スマートフォンでさくさく手軽に、しかもハイクオリティなゲームが生み出され続ける現代。今はもはやパソコンでゲームをするなんて時代遅れでしょうか。
いいえ、そこには確かに、懐かしいあの日の物語が存在しています。
何十回とクリアし、ストーリーもイベントも、アイテムや隠しステージの位置まで脳内攻略本と化したスーパーファミコンのゲームさえも、時々ひっぱり出してきてしまうのと同じように、いくら時代が流れようとも名作は名作です。理屈なんていらない。ただ、なんとなく無性にやりたくなってしまう。そんな類の物語がそこにはあります。
今回は、私のフリーゲーム全盛期だった、学生の時にやっていたお勧め名作フリーゲームをご紹介いたします。全て独断と偏見、そして思い出補正による選定となっております。ご了承ください。
心に残るものは名作です。という観点です。
目次です
こんな日常が欲しかった。ある日突然の美青年天使との出会い
「わたしのゆうしゃさま?」
ある日、主人公の少女の寝室に降ってきた1本の剣と、口が悪くて無愛想な天使。この出会いが、世界を救う鍵になる。天使と堕天使の戦いを描いた、アクションRPG。
いわゆる王道ファンタジーです。剣と魔法の力、そして同じように選ばれた仲間を探し、悪の根源をやっつけにいく話です。といっても、ラスボスとラストの展開は、王道なんかじゃ済まされない、非情と、冷徹の世界を現実を相手に、主人公の少女はどう戦っていくのかが見ものです。
天使のミカエル様にあこがれましたなあー♡グラフィックがアニメのようにきれいですし、それぞれのキャラクターもきちんと描かれています。もう、かっこいいんです!!!!思春期の一般女子を落とすなんてわけもねえぜ!って感じなんです。素敵!!!
どうしてわたしにはこんな日常が訪れなかったのか。残念でなりません。
世界を終わらせるのは、魔王ではない。たった一人の少女
「BREAKER」
戦禍で大事なものを何もかも奪われた少女に与えられたのは、「世界を破壊する力」。
主人公がつまり魔王で、世界を壊すことを目的とした珍しいストーリ展開のアクションRPGです。悪と正義というものについて、深く考えさせられるストーリーでした。
アンパンマンとか、ドラクエとか、悪はいつも悪でしかあり得なくて、決まっているけれど、じゃあ、悪とされたほうは、本当に悪なのか?正義とはいったいなんなのか。悪とされた側の視点から見る世界は、いったいどんなものなのか。あなたの目で見て、感じてみて下さい。
(注:R-15指定となっています。軽微な流血シーンがあるためと思われますが、グロいという感じではないです。
ありふれた日常を、とんでもないおバカたちが破壊していく。
「シルフェイド見聞録」
始まりは、とある学校の受験から。受験会場の机から汚い妖精が出てきたりどうしてそうなった的な展開で物語が進んでいく、アドベンチャーゲームです。こんなにも女子トイレに駆け込む主要キャラがいるストーリーは、なかなかないww
いわゆるギャグコメディなので、つぼる人とそうじゃない人がいるとは思いますが、ギャグものが基本的に好きではない私にとってみれば、不覚にも初めて爆笑してしまった伝説のゲームです。くだらないんです、おかしいんです何もかも。でも、それがとんでもないのです。笑って笑って、ほんとにお腹がよじれているのか痛いし涙も出てしまう、バカだけどすごいゲームです。
しかし残念なことに、未完のまま、現在は開発が中断されています。完結しないまま、ほんとに気になるところで終わってしまったことも、このゲームを伝説たらしめる要因でしょう。未完の美しさ。気になって未だに時々サイトに遊びに行ってしまいますが、おそらく完成されることはないでしょう。でもいいんです。この作品を、世に出してくれてありがとう!
つまらない日常を笑いに変えてくれてありがとう!
シルフェイド幻想譚という、同製作者が作っているRPGもおすすめです。
ちなみに筆者のギャグ系物語の笑いのツボは、「銀魂」あたりにもあります。
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1通の手紙が、郵便配達員の青年と、世界の運命を変える
「Holy Knights~忘れられた手紙~」
筆者が一番初めにプレイしたフリーゲームです。
ある日、郵便配達員である主人公の住む小さな村に届いた、1通の宛先のない謎の手紙。その手紙には、謎の言葉が書かれていた。主人公はその手紙の持ち主を探すべく、島をめぐることに。その手紙は、主人公の運命を大きく変えることになる。
シリーズ
- 「Holy Knights~忘れられた手紙~」
- 「Holy KnightsⅡ~星屑の記憶~」忘れられた手紙の続編
- 「Holy Knights~Another Story~」忘れられた手紙に出てくる人々の番外編
フリーゲームに対する耐性?がなかったこともあり、思い出補正がかなり強いゲームです。今やったらきっと、そんなに心に残らないと思いますが、ホーリーナイトを略して「堀内(ほりない)」と呼ぶ、コアなファンに支えられたフリーゲームです。
とある作戦が決行されたあの場面の衝撃は、何年経とうが色褪せません。あまりの感動に立った鳥肌の感覚まで鮮明に覚えています。今考えればありふれた展開かもしれないけれど、それでも、その時感じた気持ちは、紛れもなく本物です。
もしもフリーゲームを今からやるぞ!って方は、ぜひともこれからプレイして頂きたいです。ゲーム中のBGMや効果音は、「RPGツクール2000」のものです。笑っちゃうくらい古くて懐かしい。わたしにとっては黒電話みたいな作品です。
もう2度とプレイすることの叶わない名作
そんなもの紹介してどうするんだって感じですが、存在していたことを知ってほしいのです。
「LADY PEARL」
宝玉レディーパールを探しに行く物語。キャラクターの会話が秀逸だった名作です。何人ものキャラクターが出てくるにも関わらず、ひとりひとりがそれぞれ強烈な個性を持って独立し、それぞれの想いを持って生き抜くさまは見事でした。幻想水滸伝をやっていたら、これを思い出しました。
製作者の方針により、現在ゲームは公開されていません。私も、ダウンロードしたパソコンが壊れて久しいので、もう二度とプレイすることは出来ないのでしょう。いつかまた、公開されることがあったのならば、ぜひとももう一度見てみたい世界です。
個人的な殿堂入り
「送電塔のミメイ」
「コゴリ鬼」と呼ばれる特殊な鬼がわく、廃墟離島。島を離れるひとびと、残されたひとびと。森に沈む小さな世界の中で、少女と青年は、何を想う?
分岐なしのサウンドノベルゲームです。ここだけでは語りつくせないので、別ページへどうぞ
「洞窟物語」
無料ゲームレベルでは終わらない。アクションRPGの大作。アクションとしてのシステムもバランスも素晴らしいことこの上なかったのですが、さらに音楽がもうレトロでたまらない。中毒性があります。
さらにさらに、ストーリーが衝撃でした。
こちらもここだけでは語りつくせないので、よろしければ別ページへ。
ほかにも思い出したらまた書いていこうと思います。
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